2017/09/25

泌尿器とは?「尿(おしっこ)が腎臓で作られ体の外へ出る流れ」

 

この記事を書いている人 - WRITER -

当サイトでは頻尿(尿漏れ)について色々とお話しています。

今回は、そもそも尿(おしっこ)って「どこでどのように作られているのか?」についてお話します。

頻尿の原因は様々なので、尿が作られる流れを理解している方が、ご自身の頻尿の状況や原因を掴みやすいと思います。

泌尿器「尿を作り、体の外へ出す器官」

まずは、尿が体内で作られてから、体外へ出ていくまでの仕組みを簡単にお話します。

尿を作り、蓄え、体の外に出すまでの道すじをつかさどっている器官を「泌尿器」と呼びます。

泌尿器

  • 腎臓:尿を作るところ
  • 尿管:作られた尿を膀胱へ運ぶ管
  • 膀胱:尿をためているところ
  • 尿道:膀胱にたまった尿を体の外に出す管

腎臓:尿を作るところ

腎臓はウエストあたりにあり背骨を挟んで左右に1つずつあり、大きさは握りこぶしぐらいでそら豆の様な形をしています。

腎臓の役割は「血液の成分や量がいつも同じ状態に保たれるようバランスを取る」ことです。

なので、腎臓には絶えず血液が送られてきていて、1分間に約1リットル、1日に約1.5トンにもなります。

腎臓はこれだけの血液を濾過(ろか)し、使える成分と使えない成分に仕分けしています。

血液にとって使える成分(必要な量の水分・塩分・ブドウ糖・アミノ酸)である栄養素は、役立つ成分としてあらためて吸収されて、もう1度血液に戻されます。

血液にとって使えない成分(余分な水分・塩分)は、廃棄処分として別ルートに送り出されるのですが、これが尿(おしっこ)です。

尿管:作られた尿を膀胱へ運ぶ管

腎臓で作られた尿は、腎杯(じんぱい)という部分で受け取られ、腎盂(じんう)と呼ばれる場所に一時的に集められます。

腎盂にたまった尿は、尿管へ流れていきます。

尿管は平滑筋と呼ばれる筋肉でできており、伸びたり縮んだりする運動(ぜん運動)を繰り返しています。

尿は重力により下がってくるだけでなく、この運動の力で膀胱へと運ばれているのです。

膀胱:尿をためているところ

尿管を流れてきた尿を蓄える器官が膀胱です。

膀胱は袋の形をしていて、内側は水を通さないように粘膜で覆われています。

外側は排尿筋と呼ばれる筋肉がぐるりと取り巻いております。

この排尿筋は、尿が膀胱にたまっている間はゆるんでいますので、膀胱が広がりたくさんの尿をためておけることができるのです。

膀胱にためておける尿の量は、300ml~500ml程度です。

限界まで我慢すると、500ml以上ためておけますが、 こういった状態を続けると膀胱にも大きな負担がかかります。

さらには、膀胱の筋肉や腎臓にも障害が起こってしまいますので、トイレの我慢はやっぱり避けたいものです。

尿道:膀胱にたまった尿を体の外に出す管

膀胱にたまった尿を体の外に出す管を尿道と言います。

尿道の長さは男女で差があります。

男性の尿道は、20cm~25cmくらいあり、膀胱のすぐ下では前立腺の中を貫いています。

女性の尿道は、3cm~5cmほどです。

この尿道は、ただ単に尿の通り道って訳ではありません。

尿道の途中には尿道括約筋(にょうどうかつやくきん)と呼ばれる筋肉があり、この筋肉がバルブ(栓)の役割をしています。

尿を出さない時は、このバルブが閉じている状態で、トイレに行き用を足そうとするとバルブが開き、尿がでるようになっています。

排尿の最中でも私たちは尿を止めることができます。

この様に、尿を出す、出さないのタイミングは、尿道括約筋というバルブでしっかりとコントロールされているのです。

この記事を書いている人 - WRITER -
 

Copyright© 頻尿(尿漏れ)の薬|原因と対策 , 2017 All Rights Reserved.