2017/11/20

頻尿の8つの原因「頻尿の原因による変わる症状と対策方法」

 

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頻尿とは日中の活動中に8回以上トイレに行く場合を昼間頻尿と言い、夜の寝ている間に1回以上トイレに行くことを夜間頻尿と言います。

頻尿とは「昼間頻尿と夜間頻尿の違い」

正常 頻尿の疑い 頻尿
日中 4~7回 8~9回 10回以上
夜間 0回 1回 2回以上

頻尿の定義としては、昼に8~9回トイレに行く方で「頻尿の疑いあり」で、10回以上行く方は「頻尿」です。

夜間については、作られる尿の量が減るため、定義されているトイレに行く回数も減ります。

夜間頻尿について詳しくは以下の記事でお話しております。

頻尿の8つの原因

頻尿の原因は一つではありませんので、その症状も様々であり、対策も数多くあります。

本来、腎臓で作られた尿は膀胱にたまり、尿道を通って排尿されます。

でも、例えば膀胱が異常な働きになり頻尿になるケースもあれば、尿道が詰まって尿があまりでない状態になり残尿感があり頻尿になるケースもあります。

こういった頻尿になる原因と症状を病名と共にお話していきたいと思います。

頻尿の8つの原因

  1. 過活動膀胱による頻尿
  2. 前立腺肥大症による頻尿(男性)
  3. 細菌感染が原因の頻尿(膀胱炎・尿道炎・前立腺炎)
  4. 炎症が原因の頻尿(間質性膀胱炎)
  5. 残尿が原因の頻尿
  6. 心因性による頻尿
  7. 高齢者(加齢)の頻尿
  8. がんが原因の頻尿

【頻尿の原因1】過活動膀胱による頻尿

過活動膀胱とは、膀胱の筋肉が勝手に縮んでしまう現象により、突然トイレに行きたくなる症状です。

いつも排尿時には、膀胱が縮むことにより膀胱内にたまった尿が押し出されて尿道を通り出てきます。

なので、勝手に膀胱が縮んでしまうことにより「尿をしたくなると我慢できない」「尿を我慢できる時間が短い」「したくなったらすぐにしないと漏れてしまう」といった頻尿の症状を起こします。

過活動膀胱の原因

頻尿の原因は、細菌感染や炎症によるものが多いのですが、過活動膀胱の場合は、膀胱が勝手に縮むことから起きています。

実は、過活動膀胱の原因についてはまだはっきりとわかっていない部分も多いのですが、ここでは確認取れている過活動膀胱の原因を挙げていきます。

  1. 神経系のトラブルが原因の過活動膀胱
  2. 前立腺肥大症が原因の過活動膀胱(男性)
  3. 原因不明の突発性の過活動膀胱(女性)

1.神経系のトラブルが原因の過活動膀胱

過活動膀胱の原因としては、排尿をコントロールしている脳や脊髄など神経系のトラブルがあると考えられます。

どういうことかと言うと、通常、膀胱に尿がたまってくると膀胱は脊髄と通して脳へ「おしっこがたまってきました」と信号を送ります。

これを受け取った脳は膀胱へ「まだ出しちゃ(縮んじゃ)だめですよ」と信号を返すことにより、尿意を感じても私たちは我慢をすることができるのです。

しかし、過活動膀胱になると、この脳からの信号が出ない、もしくは出ても膀胱に届かないって状況になります。

こういったことから、尿意を感じると「我慢できない」「尿漏れを起こす」といった症状が起きているのです。

ちなみに、こういった排尿をコントロールしている神経にトラブルを起こす代表的な病気として、脳血管障害(脳出血・脳梗塞・くも膜下出血など)が挙げられます。

2.前立腺肥大症が原因の過活動膀胱(男性)

前立腺肥大症についてはこの後詳しくお伝えしますが、簡単にお伝えすると尿の通り道が狭くなってしまって、尿が出にくい状況になってしまう病気です。

前立腺肥大症では、尿が出にくい状況ではありますが、膀胱は常に尿を出そう出そうと無理をしている状況です。

この結果、膀胱の活動が異常に高まり、過活動膀胱になってしまいます。

3.原因不明の突発性の過活動膀胱(女性)

実は、この原因が特定できていない突発性の過活動膀胱が、もっとも患者さんの数が多いと言われているのです。

特に女性は、この原因不明の突発性の過活動膀胱になりやすい傾向があります。

【頻尿の原因2】前立腺肥大症による頻尿(男性)

中高年の男性で見られるもっとも多い頻尿の原因が、前立腺肥大症によるものです。

前立腺は男性にしかない臓器であり、尿がたまっている膀胱の出口から尿道の周りを包むように存在しています。

前立腺肥大症では、名前の通りこの前立腺が大きくなってしまい、膀胱の出口や尿道を狭めてしまうのです。

こういったことにより、「尿の出はじめが遅れる」「尿に勢いがない」「トイレに時間がかかる」「尿のキレが悪い」といった症状が起き、悪化すると尿が殆どでない尿閉の状態になることもあります。

こういった尿が出にくい状況になりながらも、膀胱は尿を出そうと無理な活動を続け、過活動膀胱になってしまうのです。

【頻尿の原因3】細菌感染が原因の頻尿(膀胱炎・尿道炎・前立腺炎)

急に頻尿になる原因として最も多いのが、膀胱炎・尿道炎・前立腺炎と言われる病気です。

これらの病気は、膀胱・尿道・前立腺などの組織に最近が感染することにより起きます。

症状としては、強い尿意が起こり、トイレが近くなって、ときには尿漏れを起こします。

こういった細菌感染が原因となる頻尿の場合、排尿時に痛みがあったり、下腹部痛があったり、尿が濁るってことがあります。

膀胱炎

膀胱炎は尿道から大腸菌などの細菌が侵入することにより起きます。

男性より女性のが尿道が短いことや(男性:20cm~25cm、女性:3cm~5cm)肛門や膣が尿道口に近いことにより、細菌が侵入しやすいので、女性のが多くみられる病気です。

尿道炎

淋菌、クラミジア、大腸菌などの細菌が尿道に入って起こる感染症で、トイレが近くなること以外にも、尿道から分泌物が出る・排尿時に痛みを伴う、といった症状があります。

男性に多くみられる病気です。

前立腺炎

尿道から前立腺内に細菌が入って起こる感染症で、急性前立腺炎では、尿が近くなること以外にも、高熱・排尿時の痛みなどを伴います。

慢性の前立腺炎の場合は、陰部の不快感・残尿感などの症状が見られます。

【頻尿の原因4】炎症が原因の頻尿(間質性膀胱炎)

検査では異常がないと言われたのに、しつこい頻尿・強い尿意・膀胱の痛みなどに悩まされている場合、間質性膀胱炎の可能性があります。

間質性膀胱炎は、尿が出ている時より尿がたまっている時のが痛みを感じるのが特徴です。

また、痛みがないレベルでの間質性膀胱炎の場合の主な症状は頻尿です。

このケースだと過活動膀胱と症状が凄く似ているのですが、間質性膀胱炎の場合は、尿が少ししかたまっていない状況でも不快感がして、尿をしてもしばらくスッキリしないってのが特徴です。

過活動膀胱の場合は、尿意が急に来ますが排尿後はスッキリしています。

【頻尿の原因5】残尿・残尿感が原因の頻尿

残尿感は膀胱自体が小さくなったわけではなく、尿の出が悪くなると、1回で排尿できる量が減り、何度もトイレに行かなくてはいけない状況です。

この残尿感の原因は尿道の通りが悪くなる病気によるもの、膀胱の活動によるものの2つに分けれられます。

前者の尿道の通りが悪くなる代表的な病気が、尿道狭窄(にょうどうきょさく)、男性特有の前立腺肥大症、前立腺がん、女性特有の膀胱炎などです。

後者の膀胱の活動は、脊椎(せきつい)の怪我の後遺症や糖尿病、子宮を摘出する手術により神経麻痺が起き、膀胱が弱くなってしまいます。

残尿感がある状態を放置すると、腎臓の機能が悪くなり、腎不全を起こす危険があるため早めに病院へ行きましょう。

【頻尿の原因6】心因性による頻尿

症状が頻尿だけで、残尿感や排尿時の不快感がない場合は、精神的なものから来ている心因性の頻尿が考えられます。

心因性の頻尿の場合は、仕事中や外出時の電車の中・会社の会議・エレベータの中・映画館など、トイレに行きたくなったらマズイって思ったタイミングなどで、頻尿の症状を起こすことが多いです。

逆に、寝ている時や自宅でリラックスしているときには、こういった頻尿症状がおきません。

子供の頃の学芸会などで緊張した時に、トイレに行きたくなったりすることがあったかと思いますが、この様な状況下で尿意をもよおすという現象はたいていの人が経験しています。

これがエスカレートして、トイレの回数が増えてくると、仕事や日常生活に影響が出てきてしまいます。

ご自身が心因性の頻尿だと感じた場合は、日々のトイレにいった時間・場所・尿の量をメモして、ここまでにお伝えしたような関連性がないか確認してみるのも良いと思います。

なにかの病気により頻尿になっていたと思っていたが、案外仕事中や外出時だけ症状が出ている心因性の頻尿であるケースは非常に多いです。

【頻尿の原因7】高齢者(加齢)の頻尿

トイレが近いと感じる人は、男性も女性も関係なく、年をとれば増えてきます。

高齢者に特に多い頻尿は、夜間頻尿です。

膀胱も年をとり、膀胱が年をとると少しずつ硬くなってきます。

また、腎臓をはじめとする内蔵の機能もだんだん弱まってきます。

こういったことにより、膀胱で尿をたくさん溜めておけなくなってきたり、夜寝ている時に作られる尿量を減らす仕組みがうまく機能しなくなったりすることが原因です。

その他にも、脳血管障害や前立腺肥大症といった病気の影響を受けている場合や、利尿作用のあるお薬を服用していることなどが挙げられます。

【頻尿の原因8】がんが原因の頻尿

膀胱がんや前立腺がんが頻尿の原因となることもあります。

膀胱がんは膀胱に炎症を起こしますので、あたかも単なる膀胱炎であるかのような症状がみられます。

血尿が出たりすると病院に行こうって思える方は多いと思いますが、症状が頻尿だけだと病院に行くほどでもないと思いがちです。

しかし、膀胱炎の症状が強い膀胱がんの場合、悪性のがんであることが多いので注意が必要です。

前立腺がんは症状が出にくいがんです。

症状が出た場合は、前立腺肥大症と同じように、尿が出にくい、トイレが近いといったことから始まります。

最近は血液検査で簡単に診断が出来るようになりましたので、トイレが近いと自覚のある男性は一度検査を受けることをおすすめします。

頻尿の8つの原因のまとめ

頻尿の原因と症状は様々なので、対策も様々です。

頻尿の原因は大きく分けて8つありました。

頻尿の8つの原因

  1. 過活動膀胱による頻尿
  2. 前立腺肥大症による頻尿(男性)
  3. 細菌感染が原因の頻尿(膀胱炎・尿道炎・前立腺炎)
  4. 炎症が原因の頻尿(間質性膀胱炎)
  5. 残尿が原因の頻尿
  6. 心因性による頻尿
  7. 高齢者(加齢)の頻尿
  8. がんが原因の頻尿

ご自身がどの症状に当てはまっていたか確認して、早期治療を心がけましょう。

頻尿(夜間頻尿)の原因と症状について

頻尿(夜間頻尿)の原因は様々であり、その症状も様々です。

頻尿(夜間頻尿)について、詳しくは以下でお話させていただいております。

頻尿の原因となる病気の原因と症状

頻尿の原因となる病気は様々です。

頻尿の原因として多い病気の原因と症状について、詳しくは以下でお話させていただいております。

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