2017/10/04

頻尿の原因について

 

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頻尿とは日中の活動中に8回以上トイレに行く場合を昼間頻尿と言い、夜の寝ている間に1回以上トイレに行くことを夜間頻尿と言います。

頻尿とは「昼間頻尿と夜間頻尿の違い」

正常 頻尿の疑い 頻尿
日中 4~7回 8~9回 10回以上
夜間 0回 1回 2回以上

頻尿の定義としては、昼に8~9回トイレに行く方で「頻尿の疑いあり」で、10回以上行く方は「頻尿」です。

夜間については、作られる尿の量が減るため、定義されているトイレに行く回数も減ります。

夜間頻尿について詳しくは以下の記事でお話しております。

頻尿の原因

頻尿の原因は一つではありませんので、その症状も様々であり、対策も数多くあります。

本来、腎臓で作られた尿は膀胱にたまり、尿道を通って排尿されます。

でも、例えば膀胱が異常な働きになり頻尿になるケースもあれば、尿道が詰まって尿があまりでない状態になり残尿感があり頻尿になるケースもあります。

こういった頻尿になる原因と症状を病名と共にお話していきたいと思います。

頻尿の原因

  1. 過活動膀胱による頻尿
  2. 前立腺肥大症による頻尿(男性)
  3. 細菌感染が原因の頻尿(膀胱炎・尿道炎・前立腺炎)
  4. 炎症が原因の頻尿(間質性膀胱炎)
  5. 残尿が原因の頻尿
  6. 心因性による頻尿
  7. 高齢者(加齢)の頻尿
  8. がんが原因の頻尿

【頻尿の原因1】過活動膀胱による頻尿

過活動膀胱とは、膀胱の筋肉が勝手に縮んでしまう現象により、突然トイレに行きたくなる症状です。

いつも排尿時には、膀胱が縮むことにより膀胱内にたまった尿が押し出されて尿道を通り出てきます。

なので、勝手に膀胱が縮んでしまうことにより「尿をしたくなると我慢できない」「尿を我慢できる時間が短い」「したくなったらすぐにしないと漏れてしまう」といった頻尿の症状を起こします。

過活動膀胱の原因

頻尿の原因は、細菌感染や炎症によるものが多いのですが、過活動膀胱の場合は、膀胱が勝手に縮むことから起きています。

実は、過活動膀胱の原因についてはまだはっきりとわかっていない部分も多いのですが、ここでは確認取れている過活動膀胱の原因を挙げていきます。

  1. 神経系のトラブルが原因の過活動膀胱
  2. 前立腺肥大症が原因の過活動膀胱(男性)
  3. 原因不明の突発性の過活動膀胱(女性)

1.神経系のトラブルが原因の過活動膀胱

過活動膀胱の原因としては、排尿をコントロールしている脳や脊髄など神経系のトラブルがあると考えられます。

どういうことかと言うと、通常、膀胱に尿がたまってくると膀胱は脊髄と通して脳へ「おしっこがたまってきました」と信号を送ります。

これを受け取った脳は膀胱へ「まだ出しちゃ(縮んじゃ)だめですよ」と信号を返すことにより、尿意を感じても私たちは我慢をすることができるのです。

しかし、過活動膀胱になると、この脳からの信号が出ない、もしくは出ても膀胱に届かないって状況になります。

こういったことから、尿意を感じると「我慢できない」「尿漏れを起こす」といった症状が起きているのです。

ちなみに、こういった排尿をコントロールしている神経にトラブルを起こす代表的な病気として、脳血管障害(脳出血・脳梗塞・くも膜下出血など)が挙げられます。

2.前立腺肥大症が原因の過活動膀胱(男性)

前立腺肥大症についてはこの後詳しくお伝えしますが、簡単にお伝えすると尿の通り道が狭くなってしまって、尿が出にくい状況になってしまう病気です。

前立腺肥大症では、尿が出にくい状況ではありますが、膀胱は常に尿を出そう出そうと無理をしている状況です。

この結果、膀胱の活動が異常に高まり、過活動膀胱になってしまいます。

3.原因不明の突発性の過活動膀胱(女性)

実は、この原因が特定できていない突発性の過活動膀胱が、もっとも患者さんの数が多いと言われているのです。

特に女性は、この原因不明の突発性の過活動膀胱になりやすい傾向があります。

【頻尿の原因2】前立腺肥大症による頻尿(男性)

中高年の男性で見られるもっとも多い頻尿の原因が、前立腺肥大症によるものです。

前立腺は男性にしかない臓器であり、尿がたまっている膀胱の出口から尿道の周りを包むように存在しています。

前立腺肥大症では、名前の通りこの前立腺が大きくなってしまい、膀胱の出口や尿道を狭めてしまうのです。

こういったことにより、「尿の出はじめが遅れる」「尿に勢いがない」「トイレに時間がかかる」「尿のキレが悪い」といった症状が起き、悪化すると尿が殆どでない尿閉の状態になることもあります。

こういった尿が出にくい状況になりながらも、膀胱は尿を出そうと無理な活動を続け、過活動膀胱になってしまうのです。

【頻尿の原因3】細菌感染が原因の頻尿(膀胱炎・尿道炎・前立腺炎)

急に頻尿になる原因として最も多いのが、膀胱炎・尿道炎・前立腺炎と言われる病気です。

これらの病気は、膀胱・尿道・前立腺などの組織に最近が感染することにより起きます。

症状としては、強い尿意が起こり、トイレが近くなって、ときには尿漏れを起こします。

こういった細菌感染が原因となる頻尿の場合、排尿時に痛みがあったり、下腹部痛があったり、尿が濁るってことがあります。

膀胱炎

膀胱炎は尿道から大腸菌などの細菌が侵入することにより起きます。

男性より女性のが尿道が短いことや(男性:20cm~25cm、女性:3cm~5cm)肛門や膣が尿道口に近いことにより、細菌が侵入しやすいので、女性のが多くみられる病気です。

尿道炎

淋菌、クラミジア、大腸菌などの細菌が尿道に入って起こる感染症で、トイレが近くなること以外にも、尿道から分泌物が出る・排尿時に痛みを伴う、といった症状があります。

男性に多くみられる病気です。

前立腺炎

尿道から前立腺内に細菌が入って起こる感染症で、急性前立腺炎では、尿が近くなること以外にも、高熱・排尿時の痛みなどを伴います。

慢性の前立腺炎の場合は、陰部の不快感・残尿感などの症状が見られます。

【頻尿の原因4】炎症が原因の頻尿(間質性膀胱炎)

検査では異常がないと言われたのに、しつこい頻尿・強い尿意・膀胱の痛みなどに悩まされている場合、間質性膀胱炎の可能性があります。

間質性膀胱炎は、尿が出ている時より尿がたまっている時のが痛みを感じるのが特徴です。

また、痛みがないレベルでの間質性膀胱炎の場合の主な症状は頻尿です。

このケースだと過活動膀胱と症状が凄く似ているのですが、間質性膀胱炎の場合は、尿が少ししかたまっていない状況でも不快感がして、尿をしてもしばらくスッキリしないってのが特徴です。

過活動膀胱の場合は、尿意が急に来ますが排尿後はスッキリしています。

【頻尿の原因5】残尿が原因の頻尿

尿を出しきることができない為に膀胱内に尿が残ってしまい、その結果トイレが近くなるのが残尿が原因である頻尿の症状です。

症状としては、排尿時に力まないと出なかったり、尿の出が悪い・尿の線が細いといった症状が特徴的です。

原因としては、前立腺肥大症・前立腺がん・尿道狭窄など、尿道の通りが悪くなる病気です。

 

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