2017/11/20

頻尿の検査「頻尿の対策で病院に行った際の検査内容を紹介」

 

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頻尿の症状が出ていても泌尿器科や専門院を受診するのは少し恥ずかしさもあり、自分で治療している方も多いと思います。

初期の段階では自然に治ることもありますが、慢性化してしまう可能性もあるため、早めに病院での受診をお勧めします。

頻尿の症状が出た方が行う検査は大きく分けて「気軽に受けれる痛みのない検査」と「少し辛いが専門的な検査」の2種類になります。

それぞれの検査について詳しく見ていきましょう。

気軽に受けれる痛みのない頻尿の検査とは

気軽に受けられる痛みのない頻尿の検査は全部で4種類あります。

尿検査とは

頻尿の症状がある方は、必ずと言っていいほど尿検査を行います。

トイレで自ら尿を採取し、提出するのみの簡単な検査になります。

尿の中の成分や性質を分析すると同時に血液や白血球、細菌が混じっていないかを調べます。

尿の中に細菌が見つかれば、膀胱炎や尿道炎などの細菌感染による頻尿、血液が混合している場合は、炎症性の病気や泌尿器がんの疑いがあります。

後者の場合はさらに詳しい検査が必要になります。

治りにくい風邪の場合でも尿検査を行い、体内の健康状態を調べることがあります。

超音波検査とは

体の調べたい部分の表面に超音波のでる器具をあてることで、臓器の形や大きさ、動きが分かります。

この検査により、膀胱に残っている尿の量を計測したり、膀胱の中に腫瘍がないか確認することができます。

超音波検査は表面に器具を当てるだけなので痛みは全く感じず、産婦人科でお腹の中の赤ちゃんを見るためにも使われ、放射線を浴びるない検査方法なのでとても安心して受けることができます。

前立腺の大きさは膀胱に尿がある状態で調べるため、検査前のトイレはなるべく避けましょう。

尿細胞診とは

血尿が見られた方はガンが疑われるため、尿中の細胞の中に悪性のがん細胞があるかどうかをこの検査で調べます。

この検査によって60〜85%の精密度で判定することができます。

尿検査後、特殊な染色を行い、専門の資格を持った調査師が顕微鏡で検査します。

ガンのステージを5段階で判定し、がん細胞が発見された場合5の判定が出ます。また、全く発見されなかった場合は1の判定になります。

一般的に4以上の判定がついた場合、がんがある可能性非常に高いと診断されますが、1や2の判定の場合でも、血尿が出ているので他の検査でガンが見つかることがあります。

検査は尿検査と同じなので痛みがある場合は、排尿痛などです。

尿流測定とは

尿流測定では尿の勢い、量が正常であるが分かります。

専用の器械がついたトイレで排尿をすることで、出始めから終わりまでの尿量、尿の勢い、排尿までにかかった時間を細かく測ることができます。

排尿トラブルが見られない方の場合、排尿後すぐに尿量が増え、その後徐々に減っていき、出し終わりまでに約30秒かかります。

1秒あたりの尿量(尿流率)の計測は、尿の勢いを知るよい指標になります。最も尿が出ている値(最大尿流立)が15ml以下の場合は、排尿困難となります。

また、尿意がある場合、300mlの尿が出るため、排尿量が300ml以下の方は膀胱の容量が小さと診断されます。

この検査は普段の排尿時の計測をすることが大切なため、緊張しないために、個室で測定ができる病院が増えてきています。

少し辛いが専門的な検査とは

症状や尿検査の結果、精密検査が必要になった場合におこなう治療は2つあります。

ウロダイナミクス検査法

膀胱への尿の溜まり具合、排尿時の尿の出し方など総合的に調べる検査方法になります。

ウロダイナミクス検査の項目は全部で6つになります。

尿流検査

上記と同じです。

膀胱内圧検査とは

蓄尿時、排尿時の膀胱の伸び縮みが正常にできているかを調べる検査になります。

尿道から膀胱へカテーテル(管)を入れ、そこから膀胱に向けて水を流し入れます。

我慢できるところまで水を入れ、その後排尿という流れになります。

尿道からのカテーテルと人工的に膀胱に水を溜めるため、違和感と恥ずかしさが伴います。

膀胱の筋肉が弱い方の場合、排尿している時も十分に圧力が上がらないことが分かります。

このような結果が出た方は低活動膀胱と診断されます。

また、過活動膀胱の症状がある方の場合、膀胱内に水が十分に入らず、水を入れている途中で膀胱が勝手に収縮する不随意収縮で、我慢できず漏らしてしまうことがあります。

尿道内圧検査とは

尿道の締める力を調べる検査になります。

膀胱内圧検査と同様、安静にした状態で尿道にカテーテルを入れます。

入れたカテーテルをゆっくりと引くことで、膀胱から受けている圧を測定します。

お腹に力がかかった時に尿漏れを起こしてしまう、腹圧性尿失禁の方はこの結果の値が低くなります。

尿漏出時圧検査とは

先ほどと同様、膀胱に人工的に水を入れておきます。

さらに膀胱か直腸にお腹の圧を測るカテーテルを入れ、自分自身で服圧をかけます。

わざと尿漏れを起こすことによって、膀胱やお腹の尿漏れ瞬間の圧力を測ります。

尿漏れの症状がある方、腹圧性尿失禁の方はこの値が低くなります。

尿道括約筋・筋電図検査とは

筋電図という筋肉が通常の働きをしているか分かる機械を尿道付近の皮膚に付けて検査します。

尿道括約筋・筋電図検査を行うことにより、蓄尿時から排尿時までの尿道括約筋の働きが分かります。

この検査単体で行うことはなく、尿道内圧検査などと同時に行います。

内圧尿流検査とは

排尿時に膀胱や尿道に原因があるかを調べることができます。

圧を調べることができるカテーテルを膀胱内に設置すると同時に尿流検査を行います。

膀胱にどのくらいの圧がかかると、どのくらいの尿の勢いが出るのかが分かります。

前立腺肥大症の方は、肥大した前立腺よりも尿道の抵抗が高いのが特徴です。

膀胱内に高い圧がかかっているのにも関わらず、尿の勢いが弱い場合、前立腺肥大症同様、尿道の抵抗が高いと言えます。

このような場合、膀胱には異常がなく、尿道に原因があることが分かります。

内視鏡検査とは

尿道から膀胱にかけて、内視鏡を入れ状態を確認する検査です。

頻尿の原因は様々です。

尿道、膀胱の炎症や腫瘍があった場合、尿道炎、膀胱炎やがんの疑い、膀胱内に結石が見つかると、膀胱結石などといった頻尿の原因が内視鏡検査を行うことにより分かります。

また、前立腺の肥大もこの検査で分かります。

近年、内視鏡も細く、柔らかくなっているため、痛みは軽減されています。

内視鏡検査を行うことにより、ある程度のウロダイナミクス検査の結果を予測することができます。

頻尿の対策「病院で行う手軽な検査と専門的な検査」まとめ

頻尿の症状で受診した場合、尿検査は必ず行われます。尿検査の結果次第で、次の検査方法は変わってきます。

頻尿の原因は様々なため、原因となっているものを症状と検査から見つけ出さなければいけません。

痛みのあるものから無痛のものまで種類も様々で、病院によっても多少変わってきます。

頻尿の症状でたら安心できる専門医を探し、早めに受診しましょう。

発見が遅くなるほど、検査も治療も難航する可能性があります。

頻尿(夜間頻尿)の原因と症状について

頻尿(夜間頻尿)の原因は様々であり、その症状も様々です。

頻尿(夜間頻尿)について、詳しくは以下でお話させていただいております。

頻尿の原因となる病気の原因と症状

頻尿の原因となる病気は様々です。

頻尿の原因として多い病気の原因と症状について、詳しくは以下でお話させていただいております。

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